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花粉、黄砂の飛散とぜんそくについて

[2026.02.02]

近年、春先を中心に花粉が多く飛ぶ日や、黄砂(中国大陸などの砂漠から飛んでくる細かい砂)が飛散する日が増えています。環境省や気象機関の観測データでも、スギやヒノキ花粉の飛散量は年による変動はあるものの、長期的には増加傾向にあることが報告されています。今年も例年と同様、春にかけて花粉の飛散が多くなると予測されています。黄砂も春に多く、偏西風(西から東へ吹く風)の影響で日本に到達しやすいことがわかっています。

花粉や黄砂は、ぜんそくの症状に影響を与えることがあります。花粉を吸い込むことで気道が刺激され、咳や喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)、息苦しさが強くなることがあります。また、黄砂には細かい粒子や大気汚染物質が付着していることがあり、これが花粉症の症状やぜんそくの症状をさらに悪化させることが知られています。

春は風が強い日が多く、花粉や黄砂が空気中に舞いやすくなります。そのため、症状が出やすい方は特に注意が必要です。風の強い日や飛散量が多い日は、できるだけ外出を控えましょう。外出する場合は、マスクを着用することで吸い込む量を減らすことができます。また、花粉や黄砂が目に入るのを防ぐために、メガネの着用も有効です。帰宅したら、衣服に付いた花粉や黄砂を室内に持ち込まないよう、早めに着替え、可能であれば洗顔やうがいを行いましょう。

さらに大切なのは、症状が出ていない時期から、気道の炎症をしっかりコントロールしておくことです。気道炎症とは、気道の内側が赤く腫れ、刺激に敏感になっている状態を指します。医師から処方された吸入薬などを継続して使用し、ぜんそくの状態を良い状態に保つことで、花粉や黄砂による症状の悪化を防ぐことができます。気になる症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

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